統合失調症の初期症状
専門学校を卒業し、家での休息が続いておりました。
この時の症状は今までがウソのように全く話さなくなり、動かなくなり、食事もしなくなりました。 私たち家族もその理由がわからず、毎日献身的にサポートを行っておりました。
まず、生きる上で大事な食事をしてくれない。これに一番苦労しました。口を全く開けないのです。 もちろん「あーん」と口まで持って言っても開かない。歯もガチガチに固めていました。
そんな時に頼りになるのは、妹の私。
どこか「妹は可愛い」という思いがあるのか無いのか分かりませんが、どうにか食べてもらおうと色々やりながら 最終行き着いたのは、まずは笑ってもらうこと^^
ニヤリと笑って口が動いた瞬間に入れる。というほぼ強引なやり方ではありましたが、当時はそれが精一杯のサポートでした。
もちろん毎日がそんな状態でしたので、体重はみるみる減っていきました。
そして、介護士である姉はお風呂の当番です。ずっと座りっぱなしだったので、驚くことにお尻に蒙古斑が出来るぐらい💦 本当にそれぐらい動きもせず、食べもせず日々を送っていました。
統合失調症の症状 幻聴・幻覚
この時すでに統合失調症の症状が出ていたようです。 「食べない・動かない」これも病気だったようです。
後にあの当時のことを話してくれましたが「幻聴」が聞こえていたようです。 「お前は食べるな」「食べる資格なし」「●●するな」などと声が聞こえてたそうです。 だから食べなかったそうです。
でも私たちの献身的なサポートは覚えているようで、笑わせてくれたのも覚えているようでした、良かった〜😊
当時の私たちはまだそれが「病気のせい」だと言う事に気がついておらず ただただ拒否をしているだけだと勘違いをしていました。
病気の症状を理解する
突然病気になり周りの方はすぐに理解することは難しいでしょうが 、今までのような振る舞いで向き合うのではなく、病状を理解しご本人に寄り添ったサポートをしてほしいなと思います^^
私も「幻聴」「幻覚」がどう言ったものか分からなかったので、本を読んだり一緒に病院に行き勉強会に参加してみたり、 少しずつで良いので周りの方と一緒にサポートできたらと思います★